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「虫の声」は外国人にとって雑音なの?日本人が虫の声に季節を感じるわけ

2018年10月11日 [ 外国人 虫の声 雑音 ]
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私たち日本人は、

鳥のさえずりに春の訪れを感じ、

梅雨には夜通し聞こえる

蛙の合唱に耳を傾けます。

蝉しぐれと共に夏は盛り、

鈴虫の鳴き声に

日本の秋を感じますね。

 

ところがこの“虫の声”、

心地よく感じるのは日本人だけって

聞いた事はないですか?

 

外国人にはどうも雑音にしか

聞こえないのらしいのです。

 

なぜ?

外国人にとって虫の声は、ただうるさいだけなの?

 

という疑問が湧いてきて、

そのメカニズムについて調べてみました。

 

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「虫の声」は外国人にとって雑音なの?日本人が虫の声に季節を感じるわけ

日本人と外国人の脳は、情報の受け取り方が違う

虫の鳴き声が、

日本人には「虫の声」として聞こえるのに、

外国人にとってはただの「音」、

雑音にしか聞こえないらしいのです。

厳密には、日本人とポリネシア人のみが

虫の「声」と認識していて、

外国人とは聞こえ方が違うようです。

 

そこには、虫の鳴き声を

どのような情報として脳が認識するのか、

という、脳の働きが関係しています。

人の脳は、右脳と左脳にわかれていて、

それぞれの役割があります。

右脳は、感性や感覚を、

左脳は、言語や理論を処理する部位と

言われています。

 

外国人は、虫の声を右脳で受け取るため、

ただの音、雑音として認識します。

しかし、

日本人・ポリネシア人左脳で受け取るため、

虫の声を“言語”として認識します。

 

なので、同じ虫の鳴き声でも

民族によって

雑音に聞こえたり、声として聞こえたり

するのです。

 

「虫の声」は外国人にとって雑音なの?日本人が虫の声に季節を感じるわけ

日本語は母音中心の言語である

それではなぜ、日本人は

虫の鳴き声を左脳で認識するのでしょうか。

 

日本人・ポリネシア人の言語

母音(あいうえお)を中心にできています。

母音である「あー」とか「オー」は

そのまま喉から出そうとする音なので

自然に出る音です。

それに比べ、

外国人の言語は、子音を中心にできています。

子音による音は

口の形を変えるなどして、

意識的に表現を変えた音です。

 

このことから、

日本人が“虫の鳴き声”を

言語として左脳で認識するのは、

日本語が母音を中心とした言語である

ことからではないかと考えられています。

 

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「虫の声」は外国人にとって雑音なの?日本人が虫の声に季節を感じるわけ

脳の受け取り方は育った環境で変わる

ちなみに、

脳の情報の受け取り方は、

単に民族(DNA)の違いからではなく、

育った環境で使われていた母国語

に依存することがわかっています。

 

なので、

日本人でも外国で育った人は、

虫の鳴き声を“雑音”と感じるし、

外国人でも日本で育った人は

虫の鳴き声を“声”として認識するのです。

 

「虫の声」は外国人にとって雑音なの?日本人が虫の声に季節を感じるわけ

自然を尊ぶ日本人の精神

日本語は、

動物の鳴き声や、自然の音なども、

言語として認識していて、

それらは、擬声語擬音語という形で

表現されています。

 

「わんわん」や「ニャーニャー」

「そよそよ」「しとしと」など。

そして虫の声さえ、

「ミンミン」「チロチロ」といたった具合に

擬音化され、使われています。

これは極めて珍しい民族性といえます。

これは遥か昔から、万物にはが宿り、

それを尊ぶ精神を

日本人が受け継いできたからでしょう。

 

アメリカ人にとって、虫とは

蚊やハエ、蜂などの害虫であり、

良くないイメージの方が強いようです。

ちょっと損してる気がするのは

私だけかな?

 

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「虫の声」は外国人にとって雑音なの?日本人が虫の声に季節を感じるわけ

まとめ

なぜ外国人には、

虫の声が雑音にしか聞こえないのか?

という、なにげない疑問を調べていくと、

脳の認識のしかたや、母国語の独自性が

影響している、という

ちょっと難しい話になってしまいましたね。

 

でも、おかげで

日本人はなんとなく情緒的だ

といわれていたけど、

ちゃんとした根拠がある事が分かりました。

 

この日本語の独自性は

繊細な芸術や味覚、創造性にも

活かされているのですね。

 

やっぱ、

虫の鳴き声を聞いたら、

季節の移り変わりを感じる

感受性の細やかな日本人でよかったな、って

ちょっと誇らしい気持ちになりました。

 

 

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