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蜂の巣作りを発見!でも知っていれば怖くないアシナガバチの生態

2019年08月11日 [ 巣作り 生態 ]
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梅雨も明けた頃、1匹の蜂がやってきました。

 

きっと巣作りをしようと

よさげな場所を探しているんだろうな、

と思いながら見ていると、

背丈ほどの庭の木の中に入っていきました。

 

奥を見てみると既に巣作り中で、

間口が3cm程の巣が出来ています。

そこには3匹の蜂がいて、

1匹の蜂だけがせっせと巣作りをしており、

あとの2匹はじっとして動きません。

 

ローテーションを組んで交代制で作るのかな?

それとも2匹は見張り役なのかな?

と思いながらも、

 

このまま大きくなっては危ない、と思って

冷却スプレーをかけ、いなくなった隙に

巣を落としました。

 

これで一安心、と思い夕方帰宅してみてみると、

同じ場所にまたあの3匹が

せっせと巣を作っています。

朝から夕方までの間で

既に5mmほどに出来上がっています。

 

地道に一生懸命作っている姿に

かわいそうかな、と思いながらも、

また巣を撤去。

 

ところが翌日、またまた同じ場所に

同じメンバーでせっせと巣作りをしています。

もう仕方ないので

殺虫スプレーで殺生してしまいました。

 

でも、そもそも蜂って本当に危険なのかな?

何度も何度も無心に巣作りを繰り返す蜂の姿に

このまま仕事を

全うさせてあげられなかったのかな、

ふと、そんな気になって

蜂の生態を調べてみました。

 

危険と思われている身近な生き物‟蜂”ですが、

その生態を知れば知るほど

けなげでかわいい生き物だな、

と思えるようになってきますよ。

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蜂の巣作りを発見!でも知っていれば怖くないアシナガバチの生態

刺す蜂と刺さない蜂がいる

蜂と聞くと、刺される、襲ってくる、

と危険を連想しますが、

実は蜂には、刺す蜂と刺さない蜂がいます。

 

蜂の仲間は、大きく分けて

胸部と腹部の間がくびれている「細腰亜目」と

くびれていない「広腰亜目」がありますが、

からだの構造上、人を刺すのは

くびれている「細腰亜目」のみです。

 

「細腰亜目」でよく知られている蜂は、

スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチ等です。

そして、蜂は毒針で人を刺しますが、

その毒針は卵を産むための管である

産卵管〟にあたる部分なので、

人を刺すのはメスである働き蜂だけなのです。

 

蜂の巣作りを発見!でも知っていれば怖くないアシナガバチの生態

身近なスズメバチとアシナガバチ、どう違う?

身近な蜂として、

スズメバチとアシナガバチがいますが、

その生態は次のようになります。

 

アシナガバチ

ダラリと脚を伸ばして

フラフラゆっくりと飛びます。

巣は、六角形の蜂の部屋の集合体です。

外からは、無数の穴や白い幼虫などを

見ることができます。

 

スズメバチ

動きが俊敏で、直線的にすばやく飛びます。

巣の外観は、

うろこ模様やマーブル模様に覆われ、

光沢のある外皮があります。

では、もう少し詳しく

アシナガバチについてお話ししていきしょう。

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蜂の巣作りを発見!でも知っていれば怖くないアシナガバチの生態

1年間のアシナガバチの生態

アシナガバチの女王は4~5月頃にかけて

冬眠から目覚めます。

アシナガバチの女王は

自分が生まれた巣の位置を覚えていて

他の女王蜂と一緒にそこに集まります。

 

しばらくそこで過ごした後、

それぞれに別の場所で巣作りを始め

すぐに卵を産みます。

6月頃には産んだ卵が働き蜂に成長しだし、

女王蜂は本格的に産卵に集中します。

7~8月頃までは、巣作りの最盛期となり

おとなしい性格のアシナガバチも

こどもを守る、という母性本能より

警戒心による攻撃性が増します。

 

そんなアシナガバチも

8月後半~9月にはほとんど動かなくなり、

巣や木の枝でじっとしているようになります。

このころには、

触っても、刺したり攻撃したりすることは

ほとんどありません。

 

10月頃には成長したオスバチが集団で飛び回り、

翌年の新女王蜂となる蜂と交尾します。

交尾を済ませた新女王蜂は、

石陰などの、寒さをしのげる場所を見つけ

翌春まで冬眠に入ります。

 

オス蜂は、交尾だけに産まれてきて、

その後は、越冬することなく死んでしまいます。

種を絶やさず、

繋いでくための合理的な仕組みですが、

オス蜂にはちょっと同情してしまいます…

 

蜂の巣作りを発見!でも知っていれば怖くないアシナガバチの生態

アシナガバチが攻撃してくる原因

アシナガバチは、機敏な動きが苦手なので

通常であれば

人間を刺すことはほとんどありません。

 

そんなアシナガバチが人間を刺す原因として

・人間から危害を加えた

・人間が気づかずに巣に近づいてしまった

といったことが考えられます。

アシナガバチは、民家の壁や庭などの

人間の生活範囲内に巣を作ることが多いため、

木の剪定や掃除をしようとして

巣に気づかず、近づいたり触ったりして

刺されるケースが多いようです。

 

蜂の巣作りを発見!でも知っていれば怖くないアシナガバチの生態

アシナガバチはおとなしい性格

アシナガバチは、毛虫や青虫のような

畑の害虫を食べてくれる益虫なので

人間にとってはありがたい存在です。

また、巣作りの最盛期意外はおとなしく、

危険を感じない限りは

自分から襲ってくることはほとんどありません。


出典 https://matome.naver.jp/odai/2137990172545376901?&page=1

もともとオス蜂は刺さないので

手乗りバチにもできます。

 

蜂の巣作りを発見!でも知っていれば怖くないアシナガバチの生態

けなげなアシナガバチ

私の家の庭では8月になると、

外に置いてあるペットの水飲み場に

毎朝アシナガバチがやって来るようになりました。

水を飲んでは飛び去って行き、

しばらくするとまたやってきて

同じ動作を繰り返しています。

 

猛暑で蜂ものどが渇くのだろう、

と思っていましたが…

 

実は、メス蜂(お母さんやお姉さんバチ)が

暑さから子供たちを守るための行動だったのです。

メス蜂は、口に水を含んで巣に運び、

ミストのようにその水を吐き出し、

自分の羽で仰いで巣を冷やします。

何度も水場と巣を往復して口で水を運び、

子供たちを暑さから守っているのです。

なんともけなげで、

尊い母性本能が垣間見られますね。

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蜂の巣作りを発見!でも知っていれば怖くないアシナガバチの生態

まとめ

いかがでしたか。

ハチは怖い、危険な生き物だ、という常識?が

変わったのではないでしょうか。

 

同じ環境で生活を共にするアシナガバチは、

私たちにとっては、ありがたい益虫であり

理由なく刺したり攻撃したりする

生き物ではないのですね。

 

こちらも刺激しないように気を付けることで

無駄に怖がったり、無駄な殺生をすることなく、

共存していけたらいいと思いませんか。

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