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東京オリンピックの日程はなぜ真夏なのか。マラソンの危険性と猛暑対策は?

2018年12月04日 [ マラソン 東京オリンピック 猛暑 ]
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オリンピック大会組織委員会は

マラソン開始時間を再度繰り上げ、

午前6時にする方針を固めたようです。

今年の夏、日本列島は連日の猛暑で

最高気温41.1℃を記録し、

国内最高記録を更新しました。

熱中症による死者の数もハンパなく、

感覚としては、

1年に1℃ずつ気温が上がっている

感じさえしますね。

 

ということは、1年半後は

いったいどうなっていくのでしょうか?

東京オリンピックを二年後に控え、

この猛暑の下で行われる

屋外競技の開催に危険を感じるのは

私だけではないでしょう。

 

東京オリンピックは2020年

7月24日の開会式から

8月9日の閉会式まで開催されます。

体育祭が秋に開催される事を考えると

秋にするのが自然だと思われますが

なぜこの猛暑の真っ最中に、オリンピックを

しなければならないのでしょうか?

 

その理由を調べていくと

首をかしげてしまうような要因が

解ってきました。

 

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東京オリンピックの日程はなぜ真夏なのか。マラソンの危険性と猛暑対策は?

歴代の夏季オリンピック開催期間

下記が

過去9回と2020年東京開催の

夏季オリンピック開催期間です。

 

1984年 ロサンゼルス(米国)
7/28~8/12

1988年 ソウル(韓国)
7/25~10/2

1992年 バルセロナ(スペイン)
7/25~8/9

1996年 アトランタ(米国)
7/19~8/4

2000年 シドニー(豪州)
9/15~10/1

2004年 アテネ(ギリシャ)
8/13~8/29

2008年 北京(中国)
8/8~8/24

2012年 ロンドン(英国)
7/27~8/12

2016年 リオデジャネイロ(ブラジル)
8/5~8/21

2020年 東京(日本)
7/24~8/9

 

以前は、気候などを配慮して

柔軟なスケジュールを組めたのですが、

92年バルセロナ五輪からは

現在のように7~8月開催が前提となっています。

(南半球の気候に慣れるためという理由で

シドニー五輪は例外的に9月に開催された)

 

東京オリンピックの日程はなぜ真夏なのか。マラソンの危険性と猛暑対策は?

理由1
アメリカのテレビ局事情が最優先

国際オリンピック委員会(IOC)は、

次期オリンピックの招致に立候補する時点で

開催日を7月15日~8月31日までの間に

設定するように、とうたっています。

それはなぜか…

ずばり、アメリカのテレビ局が

オリンピックの放映時間を

多く確保できるようにするためです。

7~8月は、他の人気プロスポーツが

開催されていないため

その時期だとオリンピックの放映時間を

長く確保できます。

 

そして、その放映権からの収入が

IOCの運営費の多くを占めているという

事情があるからなのです。

 

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東京オリンピックの日程はなぜ真夏なのか。マラソンの危険性と猛暑対策は?

理由2
8月は新学期前なので時期的に区切りが良い

オリンピック発祥の地である

ギリシャやアメリカなどは

8月、9月に新学期が始まります。

なので、オリンピック開催時期が

新学期前にあたり、

時期的に区切りが良いのでしょう。

 

またヨーロッパでは

サマーホリデー(長期の夏季休暇)

の時期にあたりますので

オリンピックの観戦率も

アップすると考えられます。

 

日本でも、ちょうど夏休み期間中にあたり、

開会式は金曜日、閉会式は日曜日なので、

社会人も競技を見やすいスケジュールに

なっています。

 

つまり、商業効果を上げやすいように

日程が組まれているといえますね。

 

東京オリンピックの日程はなぜ真夏なのか。マラソンの危険性と猛暑対策は?

8月開催オリンピックの危険性

今年の夏は、連日35℃前後の猛暑つづきで、

熱中症に対する注意報や警報が

頻繁に発令されましたね。

スポーツどころか、外に出るのも危ない事態です。

こんな炎天下で、

マラソンなどできるのでしょうか。

 

過去のオリンピック開催国の中には

たしかに高温な気候の国もありました。

しかし日本の場合、気温以上に、

不快な蒸し暑さ、つまり湿度が問題です。

ところが日本の真夏が

これほど過酷な気候だという認識は

まだ世界的にはないでしょう。

 

通常マラソン選手は

主に高所、つまり涼しい場所で練習するため

蒸し暑い気候には体が慣れていません。

蒸し暑さにより体調が崩れ、

フラフラで意識もうろうとなってゴールした

ロサンゼルス五輪の女子マラソン選手

ガブリエラ・アンデルセン(スイス)の映像は

誰もの記憶に焼き付いているでしょう。

 

多湿な気候は、想像以上に体力を奪います。

選手のみならず、観客ボランティア

熱中症になる危険性が危惧されます。

 

東京オリンピックの日程はなぜ真夏なのか。猛暑による危険と対策は?

「安全」なオリンピックは猛暑対策から

オリンピック組織委員会では、

猛暑の危険性を考慮して、

マラソンの開始時刻を午前7時から

1時間繰り上げて

午前6時からということで

どうやら落ち着きそうですね。

 

また、マラソンコースなどに

太陽光の赤外線を反射する遮熱性の塗装をして、

温度の上昇を防ぐとしています。

 

テントや冷風機の設置も検討しています。

 

しかし、

それだけでは日本の猛暑対策としては

まだまだ不十分でしょう。

これからさらなる対策強化を

期待したいところです。

 

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東京オリンピックの日程はなぜ真夏なのか。猛暑による危険と対策は?

まとめ

2020年のオリンピック開催地が

東京に決まった理由の一つは

安全な国ニッポン」だったはずです。

 

選手がベストを尽くせる環境を整え、

世界中から

観戦・観光に来日するみなさんが

安全に楽しんでいただけるよう、

治安はもちろんのこと、「猛暑に対する安全」も

万全を期してほしいところです。

 

「おもてなしの国ニッポン」の気持ちを忘れず、

残り1年半、

ますますの暑さ対策や法整備を

していかなければなりませんね。

 

 

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