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プラスチック製ストローの廃止が進む中、新たに考えるべき4つの課題

2018年10月04日 [ ストロー プラスチック 廃止 ]
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前回は、

プラスチック製のストローを廃止しよう、

という動きが加速している現状と、

そこまでに至った経緯をおさらいしました。

プラスチック製のストロー廃止が広まってきた経緯と企業の取り組み

 

プラスチック製ストローがきっかけで、

プラスチック製品による海洋汚染が

クロースアップされ、

世界規模で対策が打ち出されています。

 

そして日本企業も後を追う形で

プラスチック製品の使用廃止に向け

動きだしています。

 

環境を守るために、

みんなで取り組んでいく姿勢は

とても好ましいことです。

 

しかしその一方で

考慮しなければならない新たな課題も

浮上してきました。

 

そこで、

プラ製廃止の課題について

探っていきましょう。

 

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プラスチック製ストローの廃止が進む中、新たに考えるべき4つの課題

課題 その1
代替えストローの問題点

スターバックスやマクドナルドなどの

外食産業では

プラスチック製ストローから

紙製のストローへの移行が進んでいます。

実際、紙製のストローってどうなんでしょう。

 

・紙製ストローの触感

まず、口に入れたときの紙臭さ

のようなものが気になります。

 

プラスチック製のストローに慣れているので

違和感があるのは否めませんね。

そこは、慣れでカバーしていくしか

ないですね。

 

この、ちょっとした不自由感と引き換えに、

環境を守っている、という意識も

大切ではないでしょうか。

 

・紙製ストローの強度

最近の紙製ストローは

ラミネート加工などがされているため、

以前に比べれば、

ずいぶん強度は増しているようです。

 

しかし使用開始から時間が経つにつれ、

やはり口を付ける辺りからふやけてきて

最終的には はがれてきます。

 

今のところ、

使えないことはない、程度でしょうか。

今後、おいしくドリンクを提供するためには、

耐水性をしっかりと強化する必要が

ありそうですね。

 

脱プラスチックストローの波にのって、

製紙会社は

生分解性プラスチック」製のストロー

の開発に力を入れています。

「生分解性プラスチック」とは、

微生物による分解が可能な

トウモロコシなどを原料にしたもので

海を汚染しない素材です。

 

また、石灰石を主原料にした新素材も

研究されており、

これからより良い素材が開発されていく事を

期待しましょう。

 

・コスト面の問題

今まで

紙製のストローがあったにもかかわらず、

プラスチック製ストローが使われていたのには、

コスト面の問題があります。

 

プラ製ストロー1本0.5円なのに対し、

紙製ストロー1本5円、という価格差から、

プラ製以外のストローが

なかなか普及してこなかったのです。

 

しかし、環境への取り組みで

企業イメージが左右されるようになってくると、

紙製のストローの普及も進んでいくでしょう。

 

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プラスチック製ストローの廃止が進む中、新たに考えるべき4つの課題

課題 その2
知覚過敏や虫歯のリスク

プラ製ストローを廃止し、代替えも使わない場合、

ガラスコップなどから直接飲み物を

摂取することになります。

 

そうなると、

飲み物が直接歯に接するため、

多くの酸と糖に歯がさらされ、

知覚過敏虫歯のリスクが高まります。

 

気になる方は、ドリンク摂取後に

うがいをするなどの対策が必要でしょう。

 

プラスチック製ストローの廃止が進む中、新たに考えるべき4つの課題

課題 その3
身体障害によりストローが必要な人の存在

プラスチック製ストローの廃止が進む中、

それを必要としている人がいることも

忘れてはなりません。

ダウン症や認知症、いろんな病気の後遺症や

健康・精神問題を抱えた人にとって、

飲み物を飲む際に、

体への負担を軽くしてくれるストロー、

特に曲がるプラスチック製のストローは

必需品といえます。

 

つまり

プラスチック製ストローが全面廃止になれば

障がい者にとっては

日常生活が困難になるといえます。

 

このような方たちが

不自由を強いられないようにするためには、

同じ役割を果たす製品の開発や、

一部の使用許可範囲を設けるなど

後手後手に回らないような対策が

急務といえます。

 

プラスチック製ストローの廃止が進む中、新たに考えるべき4つの課題

課題 その4
プラスチック製造会社への影響

プラスチック廃止の風潮が広まるにつれ、

ストローがプラスチック製から代替品、

たとえば紙製ストローに移行していけば、

紙製ストローの製造側に注目が集まり、

その業界は潤っていくでしょう。

 

しかし、

プラスチックの有害性が訴えられる中、

プラスチック製造業界にとっては、

世間の逆風を受ける形となり、

経営への支障が懸念されます。

倒産に追い込まれる企業もでる可能性が

あります。

 

以前、タバコの有害性が

社会問題となっていった際に、

企業イメージを

うまく変えて行くことに成功した例として、

JT(日本たばこ産業)が挙げられます。

 

タバコの有害性が注目されだして以来、

テレビからはタバコのCMがなくなり、

JTは環境に配慮した企業感を

全面に打ち出すようになりました。

これは、事業の大幅な方向転換に成功した

大企業の例といえます。

 

零細企業が多い

プラスチック製造業界においては、

もちろん自身の企業努力が重要ですが、

社会の流れに巻き込まれて

貴重な製造技術が潰される事のないよう、

政府や関係機関のフォローや協力も

必要ではないでしょうか。

 

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プラスチック製ストローの廃止が進む中、新たに考えるべき4つの課題

まとめ

プラスチック製ストローの廃止が進むことは

環境問題を解決していく上で

とても喜ばしい事です。

 

しかしそれによって、

困ったり、新たに検討すべき問題も

見えてきました。

 

問題解決のため

物理的対策はもちろん大切です。

その上で、ひとりひとりが

不自由さやコスト負担を受け入れることも、

自然環境を守ることに繋がっていくのですね。

 

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